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石高による差異

10万石級の大名は備を数個保有し、数十万石の大大名はその数個の備を一手としたものを更に複数、保有する事が可能となる(つまり一手部隊は10万石級大名と同様の戦力になる)。後者の場合、余りにも指揮する兵員数が多くなると全般指揮においてでも一人の将が完全に統率する事は不可能であり、大抵の場合は一手部隊を単独もしくは複数併せたものを独立部隊として行動させている。

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武徳編年集成に記載されている小田原の陣における徳川家康軍団の構成を模式図にしたものである(但し、本陣備については再考の余地あり)。 先手衆七手・ニノ先手衆七手はそれぞれ一手が(前者の方が有する備の数が多くはあるが)複数の備で構成されており、単一の備よりも柔軟な作戦行動を採る事ができ、一戦場において単独で作戦を遂行する事が可能という意味において後述の特徴も併せて戦略単位といえる部隊である。

また一手部隊の内訳は規模の大小の違いはあるものの旗本部隊の構成と大きな違いはない(本陣備は次項で解説する)。一手部隊の兵員数は概ね2000~5000人で構成されるが、これも備と同様に様々な条件により変動する。この時、必要とされる一手部隊に満たない人員しかいない場合は同様の小大名を複数編合する事で一手とし、それ以上の人員を持つ大大名は逆に上述の徳川家康軍団の様に分割された上で、複数の一手部隊として運用される。無論、備単位で作戦行動が行われる事もあるので総てが一手部隊に属する訳ではない。

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2009年04月29日 06:57に投稿されたエントリーのページです。

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